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トランシルヴァニアはひと雨ごとに肌寒くなり、 野原も乾いた秋色に染まりはじめています。 夏のおわりとなりました。 今回は、6月のふたつの展示会から。 冬の間中、村のおばあさんたちが手がけた刺繍の品々や、 着やすくリメイクしたヴィンテージスカート、 イラストレーター竹永絵里さんのカロタセグ・シリーズに、 ハンガリー刺繍の本など・・・、品物も豊富にお届けします。 冬の間につくりためた刺繍は、今年の夏に日本の展示会でお披露目させていただきますが、 その前に古い刺繍や手織りの品々をご紹介させていただきます。 まっさらなホワイトリネンに、 パステルカラーのブドウや幾何学の連続模様がならぶロングクロス。 少女が刺繍の練習用に仕立てたような、初々しい味わいがあります。 鮮やかな青い鳥と赤いバラ、唐草模様が 細やかなクロスステッチで刺繍したロングクロスは、存在感たっぷりです。 長さ2Mもある、手織りのロングクロス。 ダークレッドのバラを、クリーム色の指し色が鮮やかに浮き上がらせます。 最も見事な模様は、大きなチューリップが3本植木鉢から咲き、 赤いバラの連続模様と組み合わせたもの。 中央に絵付け皿を飾ると、壁に花がひらいたかのように華やか。 まっさらなホワイトリネンに、パステル色のカロチャ刺繍がやさしいテーブルクロス。 サテンステッチでできた立体的なお花が、砂糖菓子のよう。 やさしいカフェオレ色したガーゼコットンに、 赤茶色のクロスステッチ刺繍の花が美しいヴィンテージのルーマニア・ブラウス。 アルジェシュ地方の古い刺繍ブラウスはワンピース風。 前見と両肩、襟の刺繍はアンティークのもの。 ところどころ生地を新しくついでいますが、 古いものを大切に長く着たいと思う人々の愛着の現れでもあります。 密集した黒の刺繍は近くで見ないとわからないほどに、 細やかで見事です。 新しく生地を継いだスカート部分には、 クロスステッチの連続模様と裾には白いレースの縁飾りが華やかです。 他にもルーマニアレースの本がいくつか再入荷してございます。 *次回の更新の日時は未定です。 メールマガジンにて、更新をお知らせしていますので、 どうぞこの機会にご登録をお願いいたします。 会員登録 |
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